マイラーズC・ソウルラッシュと団野大成騎手 (C)masamasa

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 4月21日、京都競馬場で行われたG2・マイラーズカップは、1番人気のソウルラッシュが2年ぶり2度目の制覇。このレースの1着馬には安田記念(6月2日・東京・G1・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

マイラーズC、勝利ジョッキーコメント
1着 団野大成騎手
ソウルラッシュ
「僕は今日この馬に乗る予定では当初なくて、昨日不運な事故があって、本来乗る予定であった松山さんが乗れなくなってしまったということでいただいた騎乗機会だったんですけど、今回この騎乗機会をいただけたことはすごく嬉しかったですし、結果で示さないといけないなと思っていたと同時に、昨日も今日も落馬事故ありましたし、2週前の1番起きてほしくはなかったなという事故もあっりました。まずは松山さんの容体が心配ですし、その他にも事故を起こされた方いるので、その方たちが大丈夫かなという思いが今1番強いですね。昨日依頼をいただいてから、過去のレースを振り返ることができる時間があったので、何走かこの馬のレースを見たんですけど、ある程度イメージはつきましたし、馬場どうこうよりも、この馬のリズムよくいければ結果はついてくるんじゃないかなと思ってました。ちょっと空使うところがあるって聞いていたんですけど、そういうところもなくて強かったなと思います。本当にたくさん今乗せてきていただきましたけれども、その中でもこの馬もすごくポテンシャルを感じるというか、いいものがあるなと感じたので、今日無事に勝てて良かったなとほっとしています。いつも応援していただきありがとうございます。ほんと最近たくさん事故があって、僕たちジョッキーもなかなか思うように気持ちを作ることができずレースを迎えるということが多々あるんですけど、その中でもジョッキー一同頑張っていい競馬を作っていけるよう頑張りたいと思いますので、これからも温かいご声援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 4月21日、京都競馬場で行われた11R・マイラーズカップ(G2・4歳上オープン・芝1600m)は、団野大成騎乗の1番人気、ソウルラッシュ(牡6・栗東・池江泰寿)が快勝した。1.3/4馬身差の2着に2番人気のセリフォス(牡5・栗東・中内田充正)、3着に6番人気のニホンピロキーフ(牡4・栗東・大橋勇樹)が入った。勝ちタイムは1:32.5(稍重)。

 3番人気で武豊騎乗、トランキリテ(牡5・栗東・松永幹夫)は、7着敗退。

【京成杯AH】松山「強い競馬だった」ソウルラッシュが重賞2勝目

馬場の真ん中を突き抜ける
マイラーズC・ソウルラッシュと団野大成騎手 (C)masamasa

 団野大成騎乗の1番人気、ソウルラッシュが同レース2年ぶり2度目の制覇を飾った。道中は中団で末脚を温存。直線では馬場の真ん中を力強く突き抜け、内から来たセリフォスの追撃を1.3/4馬身差抑えた。鞍上の団野大成騎手は昨日落馬負傷した松山弘平騎手の代打として、きっちりと結果を残した。

ソウルラッシュ 19戦7勝
(牡6・栗東・池江泰寿)
父:ルーラーシップ
母:エターナルブーケ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:石川達絵
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 ソウルラッシュ 団野大成
2着 セリフォス 川田将雅
3着 ニホンピロキーフ 田口貫太
4着 エアロロノア 幸英明
5着 ソーヴァリアント 池添謙一
6着 ビーアストニッシド 和田竜二
7着 トランキリテ 武豊
8着 コレペティトール 岩田康誠
9着 ボルザコフスキー 吉村誠之助
10着 トゥードジボン 藤岡佑介
11着 セッション 坂井瑠星
12着 ノースザワールド 北村友一
13着 フリームファクシ 富田暁
14着 リューベック 浜中俊
15着 アリストテレス 古川吉洋
16着 スパイダーゴールド 西村淳也
17着 エエヤン M.デムーロ