10月4日、日本オーディオ協会は創立70周年を迎えた。同協会では記念事業として、JASジャーナル秋号「創立70周年記念特別号」の発行や、「音の日」(12月6日)の会員向けイベント開催を予定している。



同協会の前身となる「日本オーディオ学会」は、1952年10月4日に活動をスタート。同年12月には「第1回全日本オーディオ・フェア」(現在のOTOTEN)を開催し、以来オーディオ・ビジュアルに関する視聴環境の調査研究、普及啓発、人材の育成などを推進している。

2022年は、3年ぶりに「OTOTEN2022」をリアルイベントとして開催し、多くのオーディオファンが来場。3Dオーディオの各種フォーマットの体験といった最新のオーディオ技術動向や新製品情報を得られる場となったほか、会場では70周年記念展示として、ラジオを2台用いた「ステレオ体験」の再現デモも行っていた。

OTOTEN2022会場で行われていた、ラジオを2台用いた「ステレオ体験」の再現デモ