Skyと神戸大学は10月4日、大学施設のネーミングライツ(命名権)取得に関する協定を2022年9月1日に締結したと発表した。

神戸大学は、教育研究環境向上のための財源確保を目的に、ネーミングライツ制度を2018年2月に導入。今回、「A棟 (国際文化学図書館棟)1階ラーニングコモンズ」(鶴甲第1キャンパス)のネーミングライツ公募にSkyが応募し、学内選定委員会による審査を経て、ネーミングライツ・パートナーに選ばれた。

A棟 (国際文化学図書館棟)1階ラーニングコモンズに設置されるサイン

2022年10月から3年間、同施設の名称は「Sky Commons」となる。神戸大学のネーミングライツ協定は、同協定で12施設目、Skyとの協定は2022年3月に締結した「Sky Dining」に続いて2施設目となる。

神戸大学は、先端研究・文理融合研究を推進している総合大学だが、国からの運営費交付金削減で国立大学を取り巻く環境は厳しさを増しており、将来にわたり優れた人材や研究成果を生み出すためには、外部資金の獲得は不可欠としている。