今週の『週刊朝日』(朝日新聞出版)は、Sexy Zoneの中島健人が表紙とカラーグラビアを飾る。




主演のNetflix映画『桜のような僕の恋人』は、ジャニーズが誇る“キラキラ王子様”な中島はどこへ行ったのかと思わせるような冴えなさ漂う見習いカメラマンと、急激に老化が進む難病を患う女性の儚ないラブストーリー。かねて原作の大ファンだった中島が、アイドルとしての自分をかなぐり捨ててたどり着いた新境地とは……インタビューでじっくり語ってもらった。


Netflix映画で配信中の『桜のような僕の恋人』で、見習いカメラマンの朝倉晴人を演じた中島健人。役作りの努力について聞かれると、「晴人としての時間を撮影外でも過ごしたくて、実際にスタジオの仕事を体験したり、フィルムカメラをお借りして桜の木を見たらなるべく撮ったり。できることは全部やった気がします」。本人が普段から醸している“キラキラ感”がまったくない役どころ。役づくりの影響について聞かれると、「キラキラとかオーラが自分から出てるとは思えないけど、いざなくそうとすると、アイドル活動のほうで『え、お前どうした?』っていうくらいの反動が出るんですよ」「(ツアーの)スタッフさんから『中島くん感ないよ』って言われました(笑)。ショックでしたね」と、苦労話を明かしてくれた。他にも、作中人物たちの恋愛について感じたことや、“老い”がテーマの作品だけに、本人の「憧れのおじいちゃん像」をうかがうなど、見どころ満載のインタビューとなった。


■『週刊朝日』2021年 4/8増大号
【発売日】2022年3月29日(火曜日)
【定価】470円(本体427+税10%)