リバプールに残った方が良いのでは? 『ESPN』解説員がマネのレアル関心説に見解

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リバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネ(27)のレアル・マドリー移籍を巡り、『ESPN』の解説員が見解を示している。イギリス『エクスプレス』が伝えた。

2016年夏にサウサンプトンからリバプール入りのマネは、3トップの一角として長らくクラブの攻撃をけん引。今シーズンも26試合14得点9アシストをマークしているプレミアリーグの戦いにおいて、30年ぶりのリーグタイトルを狙うリバプールの原動力となり、首位独走をリードしている。

そんなリバプールの背番号「10」に対して、先日のイギリス『ミラー』が以前からにわかに浮上するレアル・マドリーの関心再燃を指摘。今夏のターゲットとして、移籍金1億4000万ポンド(約181億4000万円)で獲得に乗り出す可能性が取り沙汰された。

これが実現した場合、かなりのビッグディールになるが、『ESPN』の解説員を務める元メジャーリーグ・サッカー(MLS)選手のアレハンドロ・モレノ氏はマネのレアル・マドリー移籍に関して、「非常に注意を払う必要がある。レアル・マドリーの概念と歴史に恋してはダメだ」と話し始め、慎重さの必要性をこう説いた。

リバプールで非常にうまく機能している。(エジプト代表FWモハメド・)サラーや、(ブラジル代表FWロベルト・)フィルミノと連動して機能していて、全員とうまくいっているんだ。今のチームは来シーズンもタイトルの獲得が見込め、チャンピオンズリーグにも挑戦する。それらは彼にとって、重要なものだ」

「今シーズンのサディオ・マネリバプールの攻撃において、最も重要部を担った存在だと説明するのは簡単だ。だから、もし自分がマネなら、出て行かないだろう。リバプールで素晴らしい時間を過ごしているから慎重になるべきだ。1億4000万ポンドは十分に適しているかもしれないが、(マドリーで)必ずフィットするとは限らないからね」