電池長寿命化へ、充電するたびに自己修復する電極材
従来の電極材料では充電の際にイオンが脱離し、材料内の構造が乱れ電池の性能が落ちることが知られている。材料の性能劣化は電池の寿命を短くする原因となっていた。
また、電池材料の充電過程の構造変化を放射光X線回折実験で調べた。正電荷を持つナトリウムイオンが材料から脱離すると、その後に負電荷を持つ空孔ができる。空孔と材料の構造中に残っているナトリウムイオンとの間に強い電気的な引力が生じ、乱れがない構造に修復することが分かった。
成果は16日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に掲載された。
