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■豆乳は栄養満点!



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植物由来のタンパク質を多く含む豆乳。タンパク質の他にも、大豆イソフラボンやサポニン、ビタミンB1・B2・B6、ビタミンEなどの美容と健康に良い栄養素や、便秘の解消に役立つオリゴ糖、マグネシウムなども含まれています。その栄養価の高さから、豆乳は健康意識の高い大人にも好まれている食材のひとつなんです。

■豆乳はいつから離乳食で使って良いの?



出典:@mogcookさん

栄養価の高い豆乳ですが、離乳食で使うときにはどのような注意がいるのでしょうか。

・初期から使えるが条件つき



豆乳は、離乳食初期の生後6ヵ月ころから赤ちゃんに与えても大丈夫とされている食材。しかし、タンパク質の分子が大きい豆乳は、消化機能が発達段階の赤ちゃんには消化が難しいこともあるようです。離乳食に豆乳を使うときは、水などで2倍に薄め加熱してから与えるようにしましょう。また、最初は少量から始め、便の様子を見ながら量を増やしていくのがおすすめです。

・牛乳の代わりとして使ってOK



乳製品アレルギーの赤ちゃんには、離乳食に牛乳の代わりに豆乳を用いるのも良いでしょう。動物性タンパク質の牛乳とは栄養価は異なる豆乳ですが、乳製品アレルギーの赤ちゃんにも豆乳を使えば離乳食レシピのバリエーションが増えるのがうれしい ですね。

■初めて豆乳を与えるときの注意点



離乳食に豆乳を使う前に、気をつけておきたいことをまとめてみました。

・豆乳にもアレルギーがある



出典:筆者撮影

食品アレルギーのひとつに、大豆アレルギーがあります。食品衛生法で定められた7大アレルゲン(乳・卵・小麦・そば・落花生・エビ・カニ)に、大豆は入っていないものの、アレルギー物質として表示が推奨されている20品目には大豆が含まれているんです。大豆から作られている豆乳は、大豆アレルギーの赤ちゃんにとってはアレルゲン食材。初めて豆乳を与えるときには、必ず加熱し少量を一口ずつ食べさせてあげるよう気をつけましょう。



・無調整豆乳と調製豆乳の違いを把握しておく



出典:筆者撮影

市販の豆乳には、無調整豆乳と調整豆乳があります。店頭に並ぶ豆乳が2種類あるのを見たことがある、という人も多いのではないでしょうか。水分を含み蒸された大豆を絞ったものが無調整豆乳、これに塩や砂糖などを加えて味を整えたものが調整豆乳です。離乳食に使う豆乳を選ぶときには、大豆そのものの味わいを活かした無調整豆乳を選ぶようにしましょう。

■豆乳の加熱方法は?



離乳食に豆乳を用いるとき、加熱してそのまま飲ませるのではなく、まずは料理に用いるのがおすすめです。しかし、豆乳を料理に使った際に、分離してしまったという経験のある人もいるかもしれません。豆乳は、急激に温めると分離しやすい性質を持つ食材。加熱するときには、強く煮立てず弱火〜中火でじっくりと温めるように気をつけましょう。

■豆乳を使ったおすすめ離乳食レシピ



ここからは、離乳食におすすめの豆乳を使ったレシピをご紹介します。

・取り分けにもおすすめの豆乳シチュー



出典:@mogcook

具材が柔らかくなるシチューやスープ は、離乳食にも便利な神レシピ。味つけする前に離乳食を取り分ければ、大人も赤ちゃんも同じ豆乳シチューを食べられますね。

・幅広くアレンジできる!豆乳うどん





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離乳食に使いやすい煮込みうどんも、豆乳でアレンジしてみましょう。こちらはカレー粉と魚を入れた、離乳食後期におすすめのレシピ。お味噌やカレー、かぼちゃなどと好相性の豆乳は、アレンジ次第でバリエーション豊かな味わいに仕上がります!



・手軽に作れる♡豆乳プリン



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離乳食中期からのおやつに、手作り豆乳プリンはいかがですか?手作りの豆乳プリンは、赤ちゃんの味覚に合わせた甘さの調節ができるのがうれしい ポイント。豆乳と卵、少しのお砂糖があれば作れる手作り豆乳プリンは、手軽に挑戦できる離乳食スイーツのひとつですよ♡

・とろーりおいしい!豆乳のグラタン





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さまざまな食材を一皿に詰め込んだ、豆乳ホワイトソースのグラタン。マカロニやご飯、野菜に魚やお肉を入れれば、栄養バランスの良い離乳食が完成します。トマト風味でさっぱりと仕上げたり、お味噌を入れて和風に仕上げたりと、味のバリエーションも豊富です♡

・手づかみ食べにもおすすめ!豆乳蒸しパン





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こちらは、愛情たっぷりの豆乳蒸しパン♡赤ちゃんが自分で手にとって食べられる豆乳蒸しパンは、手づかみ食べ時期の離乳食にもおすすめのレシピです。

■豆乳レシピで離乳食にバリエーションを♡



豆乳を使った離乳食で、気をつける点やおすすめのレシピをご紹介しました。豆乳は、乳製品アレルギーの赤ちゃんにも安心して使える食材のひとつ。栄養価が高く、さまざまな料理にアレンジできるのも嬉しいポイントですね♡赤ちゃんの心と体の成長に大切な離乳食に、豆乳を使ったレシピでバリエーションを持たせてみてくださいね。