石川、年内は日本を主戦場に戦う(撮影:GettyImages)

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<ウェブドットコムツアー選手権 5日目◇2日◇アトランティックビーチCC (6,849ヤード・パー71)>
米国男子ツアーの入れ替え最終戦「ウェブドットコムツアー選手権」は順延となっていた最終ラウンドが終了。石川遼はこの日5バーディ・ノーボギーの“66”をマーク。スコアを5つ伸ばしトータル9アンダー40位タイでフィニッシュした。
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この試合で20位以内に入れれば来季の米ツアーシード権が確保できた石川。しかし、40位と振るわず賞金ランクは31位に下降。25位以内に入ることが必要だったがそれはできず、来季の出場権を確保することはできなかった。
入れ替え戦を振り返り、「1試合も優勝に届くことはなかったし。トップ10はありましたがギリギリ入った感じだったので。やっぱりちょっと技術的に下手になっている。ゴルフ力、総合力がおちているのは間違いない」と話した石川。13年から米国を主戦場としてきたが、「この4年間は苦しかった」と正直な気持ちを吐露した。
これからは「日本以外出れる試合がないのでそういう形になる」と年内は日本ツアーを主戦場とする予定。まだどの試合に出るかは決まってはいないが、出場を表明している12日(木)開幕の「日本オープン」から「日本で試合に出て練習して、今の自分のゴルフを今から先というところを考えてやっていく」という。
「選手もコースもそうだし、魅力あるツアー」と再び米ツアーで戦うのが目標。「ゴルフ全体通して悪いところは減ってきたし、良い部分も感じられるようになってる。これから先が勝負じゃないかなと思う」。日本で自分のゴルフを立て直し、年明けからは米国2部ツアー参戦も視野に入れながら、再び米ツアーの頂を目指していく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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