大阪学芸高等学校(大阪)

写真拡大

先輩が成し遂げられなかった甲子園

■今春ベスト8入りを果たした大阪学芸 大阪府住吉区にある大阪学芸高等学校。アメリカンフットボール部、柔道部、空手部など様々な部活動が活動している。野球部は今春の大阪府大会でベスト8入り。3学年で71名という人数で「甲子園出場」を目指し、練習に励んでいる。そんな大阪学芸には冬の練習終わりにベースから30メートル離れたところに印をつけ、そこをベースランニングのように10本走る、きつい名物練習がある。この練習を乗り越え、体力アップをしてきた。

■歴代の先輩たちが成し遂げられなかった「甲子園出場」 井坂 瑠海マネージャーはこのチームのウリを「明るいところ、チームワークがあるところ、そして気合があるところです」と話してくれた。新チームが始まったときには歴代の先輩たちが成し遂げられなかったことを、今年成し遂げることをテーマにスタートした。そうして訪れた秋季大会1回戦。全員の集中力が欠けていて、「気が付けば負けていました」と井坂マネージャーは振り返る。

練習風景(大阪学芸)

■春季大会で打率5割の選手とは? 井坂マネージャーは活躍していた選手に中野 勝文、川口 大輔の名を挙げた。中野はチームトップの本塁打数、川口は春季大会で打率5割をマーク。チームを引っ張ってきた。この夏は田中 俊成、中野 勝文、山本 恭平の3人がキーマンになると教えてくれた。そして楠本 朔太郎は外野からの送球がいつもいい位置にきて、小西 智大は足がとても速く、持久力がある。この2人にも注目だ。

■満足のいく形で野球ができたと言える夏 夏に向けて、甲子園出場を第一に練習に取り組んでいる大阪学芸。井坂マネージャーは夏に向け「選手たちの満足いく形で野球ができたと思える夏にしてほしいです」とメッセージを送った。

練習風景(大阪学芸)大阪学芸初の甲子園に行く!

ここからは、田中 俊成主将(3年)と古城 柊副主将(3年)の二人にお話を伺います!

Q.夏へ向けての課題や強化したいところを教えてください。

田中:ピンチの時の守備、立ち上がりの試合の持っていきかたです。古城:一人ひとりのメンタル強化です。

Q.ここまでを振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください!

田中:今春のベスト8を決めた試合です。古城:野球部総部史上初のベスト8を果たしたことです。

Q.自分のここを見てほしいというところは?

田中:1番バッターとしての打撃力です。古城:どれだけ苦しい場面でもプラスに考えて、ピンチをチャンスに変えるという全員のムードです。

Q.このチームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。

田中:好きなところは明るく元気にやれているところ、負けていないことは得点が高い打撃陣がいるところです。古城:チームの良い雰囲気です。

Q.最後に、この夏の意気込みを教えてください!

田中:大阪学芸初の甲子園出場を果たします!古城:目標にしてきた甲子園出場を成し遂げます!

田中選手、古城選手、そして大阪学芸高校野球部の皆様、ありがとうございました!

今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!