ソフトB松坂、マメを考慮して一転ノースロー「悪化させてもいけない」
昨春キャンプで禁止の連投で2日間計296球も…体は「投げられる状態」
ソフトバンクの松坂大輔投手(36)が、宮崎キャンプ第1クール最終日の5日、ノースローでの調整となった。この日は朝から降り出した雨のため、室内練習場でA組が午前、B組が午後の時差練習となった。松坂や摂津、大隣、五十嵐らB組スタートとなっているベテラン組は午前のA組に参加しての練習となった。
3日にフリー打撃の打撃投手として63球を投げ、その後もブルペンで投球練習を行うなど計161球。前日4日も連投でブルペン入りし、135球を投じた。この日のノースローは右中指にできたマメを考慮したため。キャッチボールも行わず、強化メニューで汗を流し「中途半端にやって、悪化させてもいけないので」と話した。
2日間で296球を投げているが、体に関しては「いい張りだと思います」。15年8月に受けた右肩手術からの完全復活を目指す右腕。昨春キャンプは禁止されていた連投でのブルペン入りをこなし「いい、悪いは分からないですけど、投げられる状態だということ」と、状態の良さを感じさせている。
福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani