インテルのマッシモ・モラッティ会長が『スカイ・スポーツ』のインタビューで、MFヴェスレイ・スナイデルの去就について、「ガラタサライのオファーに我々は満足している。あとは選手次第だ。我々の条件で彼が残留すると決めたら、我々はそれで満足だよ」と語った。

この数カ月、スナイデルとは話したのだろうか? モラッティ会長はこう答えている。

「さらっと話しただけだ。大げさなことではなかったし、今でもそうだからね。続けるか続けないか、希望次第でしかないんだ。とにかく、彼には契約どおりに続ける権利も、我々の条件を受ける権利もある。そうなったら、我々はよりうれしいだろうね。または、別のクラブを選ぶ権利もある。だから、我々は自由に選ばせることにした。どうなるかを見てみよう」

スナイデルがインテルの条件で残留した場合、ドレッシングルーム内で問題となり得ないだろうか? モラッティ会長は「最初はそうでも、良識をもって乗り越えることができる。ただ、彼がどう思っているかは知らないがね」と返答している。

今からシーズン終了までに、スナイデルが再び有益な存在となることはあるのだろうか? モラッティ会長は「そうだろうね! スナイデルというチョイスが悪いわけではないからね(笑)」と語った。

一方で、同会長はカターニアMFフランチェスコ・ローディについて、「今は売却不可能だ。夏にまた話そう」と1月の加入を否定。アタランタMFエセキエル・スケロットや、GKサミル・ハンダノビッチの控えGK問題については、「それぞれのクラブと進めているところだ」と述べている。

また、負傷者については、「確かに多い。だが、我々には穴を埋められる選手たちがいる」とコメント。スナイデルの放出がトッププレーヤーの加入につながるかと聞かれると、「『トッププレーヤー』という言葉にはぞっとするな。メルカートがどうなるかを見てみよう」と答えた。