フラメンゴFWロナウジーニョにとっては、本当に最悪の時期のようだ。

コパ・リベルタドーレス敗退で、ロナウジーニョはサポーターとの関係が破たんしている。サポーターは今季の失敗の主な責任がロナウジーニョにあると見ており、関係を修復するには、フラメンゴが週末のバスコ・ダ・ガマ戦から始まるリオデジャネイロ州選手権を獲得するしかない。

ロナウジーニョ売却のうわさが広まる中で、アモリム会長は「勝たなければ、何が起きるか分からない。考えたくもないこと」と話している。同会長は「あなた方は彼が残るかどうかを知りたがっているけど、サッカーにおいて物事はあっという間に変わるのです。私に言えるのは、我々が売却希望を示したことはなく、契約したときの合意を守って信頼を続けているということだけです」と続けた。つまりは、勝利を取り戻すかどうか、ロナウジーニョ次第ということだ。

だがおそらく、ロナウジーニョがアモリム会長のコメント以上に心配しているのは、兄ロベルト・デ・アシス氏が不明瞭な金銭の動きについて、リオ・グランデ・ド・ソル州から罰せられたことだ。問題となっているのは、2003年から04年の2年間にわたるアシス氏の所得である。

アシス氏は脱税とマネーロンダリングを疑われており、ポルトアレグレの地方裁判所は、約88万4000ドル(約7200万円)相当の所得隠しで、5年5カ月の有罪を科している。アシス氏は控訴するだろう。