17日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグは、ホームのバイエルン・ミュンヘンがレアル・マドリーを2−1と下した。レアルのジョゼ・モウリーニョ監督は誤審があったとし、「セカンドレグで普通に勝てばファイナルだ。私は楽観している」と述べ、さらにバルセロナについても話している。

「サッカーはサッカーだ。ゴールを奪った者が勝つ。決まったのが90分だろうがロスタイムだろうが、興味はない。大事なのは、誰がゴールを決めたかということだ。ひどい結果だとは思わない。セカンドレグで歴史的な逆転劇をしなければいけないわけじゃないからね。1−0や2−0など、普通の結果で勝ち抜くことができる」

「チームは自分たちのやり方で応えることができると思う。ホームで、スタジアムを埋め、我々に力を与えてくれる観客の前でね。土曜の試合が終わってから、回復する時間は2、3日しかないが」

「我々は最も良い時間帯に、セットプレーから先制点を許した。ただ、審判を批判することはしない。決定とミスを受け入れる。だが、あのゴールはオフサイドで取り消されるべきだった。これは決定だ。ミスを受け入れる」

「1−1のときに、勝つのは難しいと分かった。これが我々の目標だった。多くのボールロストがあり、ファウルがあり、激しい試合だったからね。ドローで終わるかと思われたが、それから彼らがゴールを奪った。それだけだ。セカンドレグでまた会おう」

だが、クラシコも迫っている。レアルは21日にバルセロナとリーグ戦で対戦するのだ。

「ウチの選手たちの調子は見てのとおりだ。だが、4月というシーズンのこの時期なら、何人かの選手が万全じゃないのは普通のことだよ。だが、コンディションはこうなんだ。普通のことだと思う。(ペップ・)グアルディオラに言うことは何もない。CLでどのように多くの試合に勝ってきたか、彼はすでに知っている。インテリジェントな男さ」