21日のセリエA第4節で、ユヴェントスはホームにボローニャを迎える。2連勝と好スタートを切ったユーヴェだが、コンテ監督はボローニャ戦で水をさされる可能性があることを分かっているようだ。指揮官は会見で、「我々は芝を食べなければいけない。ビッグクラブとして考え、だが姿勢は常にプロヴィンチャらしく保たなければならないんだ。何も簡単なことなどないんだよ」と語った。

「グループはよく練習した。フィジカルコンディションの心配はしていない。対戦相手や戦術的姿勢をベースに、メンバーを選んでいく。(ミルコ・)ヴチニッチと(アレッサンドロ・)デル・ピエーロのコンビ? 彼らは共存できるよ。だが、ほかにも選手はいる。出場する選手は、攻守ともに意欲的でなければいけない」

「(エマヌエレ・)ジャッケリーニは、(エライロ・)エリアや(マルセロ・)エスティガリビアよりも2週間半も多く我々とトレーニングをしているんだ。(アルトゥーロ・)ビダル? 素晴らしい選手だよ。中盤の代役となってくれるし、試合のリズムを変えることができる。だが、私はチョイスをしなければいけないんだ。彼をプレーさせるには、(アンドレア・)ピルロか(クラウディオ・)マルキージオを外さなければいけない」

「良いスタートを切るのは重要なことだ。だが2年前、ユヴェントスは2連勝でスタートし、最後は7位に終わった。パルマとシエナを倒せるという確証もなかったし、我々はスモールチームが相手でも、中堅が相手でも、ビッグクラブとの試合でも、勝ち点を積み重ねていかなければならないんだ」

「まだ2試合が終わったところで、謙虚さを維持しなければならない。まだ道のりを始めたばかりなんだ。今はすべてが機能しているね。監督が優秀で、補強は最高だったと言われている。だが、最初の難しい状況に直面すれば、すべてがひっくり返ることも知っているんだ」

「私は冷静な評価を求める。この数年間、サポーターはあまりにも勘違いをさせられてきたんだ。ボローニャが勝ち点を手にしてこの試合を迎えた方が良かった。簡単なことなど何もない」