アトレティコ・マドリーFWセルヒオ・アグエロのマンチェスター・シティ移籍が、28日にも正式発表になるようだ。同選手は27日にマンチェスター入りし、すでにメディカルチェックをパス。5年契約をかわすと見られている。スペイン『アス』によると、マンCはアトレティコに4500万ユーロ(約50億7000万円)を支払うという。

アグエロは27日、ツイッター上で、「シティ移籍の詳細を詰めるためにマンチェスターへ来た。すべてがうまくいっているよ。近いうちにニュースがあるだろう」とコメント。さらに同日夜、やはりツイッターの中で、「僕はすでにシティの選手だ。このクラブとこの街に来ることができて、僕は幸せだよ。歓迎してくれたすべての人たちに感謝している」と、マンC移籍が決まったことを明らかにした。

なお、イギリス『メトロ』によると、マンCはアグエロを獲得してFWマリオ・バロテッリを放出するかもしれないという。同選手にはワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)が補強を進めるローマが関心を示しているそうだ。

報道によれば、バロテッリは先日ロベルト・マンチーニ監督と口論しているが、それを受けてローマのターゲットになっているという。アグエロ加入やFWカルロス・テベス、FWエディン・ゼコの存在により、バロテッリはレギュラーへの道を阻まれる可能性がある。

なお、ユヴェントスのベッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)はイタリア『スカイ・スポーツ』に対し、ビジャレアルFWジュゼッペ・ロッシの獲得交渉が難しくなっていることを認めた。

マロッタGMは「ロッシはイタリアサッカー界のタレントだ。ほかのチーム同様に、我々も注目してきた選手だよ。獲得を目指す。だがここへ来て、ビジャレアルに彼を売りたくないという考えが生まれたんだ」とコメント。「ロッシが来なかったら? 周囲を見回してみよう。(ローマFWミルコ・)ヴチニッチは我々にとって適切な選手だ」と続けている。