ユヴェントスが獲得したスクデットの数は、「27」ではなく「29」――ユーヴェのアンドレア・アニェッリ会長は米紙『ニューヨーク・タイムズ』の中でそう主張している。

アニェッリ会長はカルチョーポリ発覚ではく奪された2004-05シーズンと05-06シーズンのスクデットの奪還を望んでいると話した。同会長は、できればレーガ・カルチョの中でそれを実現したいとしつつ、必要であれば通常の裁判に持ち込むことも辞さないと話している。

「我々は全員に対して平等な扱いがあったということを確実なものとしなければならない。そして、もしも我々が平等な扱いを受けることができていないのであれば、それをスポーツ界の外で受けられるように求めていく」

一方で、ユヴェントスは左サイドの補強を目指している。25日、フィオレンティーナMFマヌエル・バルガスの代理人は、ユーヴェ移籍の可能性に扉を開けたが、問題となるのはトレード要員だ。ユヴェントスはフィオレンティーナにMFホルヘ・マルティネスを譲りたいと考えているが、フィオレンティーナはFWファビオ・クアリアレッラを望んでいる。

なお、ユヴェントスは守備の補強にも準備しているようで、ポルトDFロランドのほかに、フェネルバフチェDFディエゴ・ルガーノも気に入っているようだ。さらに、アトレティコ・ミネイロのレベルにも関心を抱いている。