25日のインテル戦で途中交代させられたことに怒りを示し、クラウディオ・ラニエリ監督との確執が騒がれたローマFWフランチェスコ・トッティ。27日に34歳の誕生日を迎えた同選手が、インテル戦でのことについて、次のように振り返っている。

「監督にとって選択するのは難しいことなんだ。特に、強い攻撃陣がいる場合はね。オレは彼の迷惑になりたくないんだ。偉大なチームには偉大な選手たちがいなければいけない。交代させられれば悔しいのは当然だけど、グループの一員なのであり、ルールに則るのが正しいことだ」

「インテル戦の勝利でたくさんのことが変わった。大きな白星だったよ。チームは自分たちが強く、あらゆる目標を狙えるということを示したいと願っている。その意欲と気迫、そしてチームの仕事ぶりによる勝利だった」

トッティは現在、セリエAで192ゴールを記録している。205ゴールというロベルト・バッジョ氏の記録を塗り替えることも、トッティの言う「あらゆる目標」に含まれるはずだ。

「今年のオレの目標だよ。調子は良い。まだゴールはないけど、そのうち決まるさ」

また、トッティはチャンピオンズリーグについても言及し、「ヨーロッパの舞台でも自分たちがうまくやれることを示したい。(28日の)クルージュ戦ではそのチャンスがあるはずだ」と意気込みを示した。