羞恥心メンバーの野久保直樹のブログ「ハッピース」の更新が1月27日でストップしていたが、2月11日に再開した。
再開初回の記事タイトルは「僕の思いを正直に伝えます。」で、野久保が更新を止めていたことについて理由を説明している。つい先日、芸人のブログでの誹謗中傷にかかわる事件が報道された矢先であるが、今回の件もコメントに関わるものなのだ。

野久保直樹のブログ「ハッピース」はほぼ毎日、空いても2日程度の頻度で更新されてきた。
しかし、1月26日の「フレンドパーク♪」の記事以降は更新が止まっていたのだ。
そして2月11日に約2週間ぶりに再開された。
再開初の記事は「僕の思いを正直に伝えます。」である。

野久保は更新が停止していた原因に関して、

「僕の大好きな『ハッピース♪』ブログが、僕の思いとは裏腹に『ハッピース♪』では無くなった事が原因です。」
と書いている。

読者によるコメント欄での誹謗中傷などのやりとりが行き過ぎたことが関係していたようだ。
野久保自身はコメント欄をコミュニケーションに必要な場だと考えてこれまでもある程度静観してきたのだが、今回は限度を越えていた。
それは、
「いろんな組織の方が動くくらい、大変な問題になりました。」
というほどの事態となったのである。
情報によると、「殺人予告らしき書き込み」があったようだ。
このため、一旦ブログを閉鎖するしかなかったのだ。

再開したブログでもコメント欄は閉鎖している。
このことについては、

「ライブで『僕がみんなを守るから』と歌った自分に嘘をつきたくない!」
「僕が決めた守る方法として、コメント欄を一旦閉鎖します。」
「これが絶対の正解だとは思っていません。でも、今はこれしか方法が無いそうです…」

と野久保もやむを得ずという感じだ。

この件では兄貴分のつるの剛も穏やかではない。
1月30日のブログ「つるたけ日記」では
3日も更新をさぼっていたことを詫びているが、野久保がブログを27日から停止していた同時期につるの剛のブログのコメント欄でも影響を受けて、それに関する書き込みが相次いだようである。
すでに見ることはできないので、具体的内容はわからないが、29日の夜から30日の夜までに読者によるコメント欄でのやりとりが過激すぎて削除されたようだ。

「せっかく楽しみに遊びに来てくれてるハズのブログに、隠れキャラ、『ヘンチクリン小僧』が現れたんで」
「ちょちょっとおまじないかける為に休んでたのもあるんですが。」
とつるのは表現している。

おりしも、お笑い芸人のブログに10年間誹謗中傷のコメントを書き込んだ男女18人が脅迫容疑や名誉毀損容疑で書類送検された時期のできごとである。

彼らはブログで読者に「元気」になってもらいたいのだ。
また、大多数の読者も元気をもらい、コメントで元気を与える。コメントが書き込めるブログならではのコミュニケーションがそれを可能にするのだ。
しかし、心無い誹謗中傷などが続けば野久保直樹のブログのように、コメント欄閉鎖という対応をとることになる。
事態が悪化すれば多くのブログが「メンバー登録」したものしか書き込めない、つまり「匿名性」が弱いコメント欄となる可能性もある。すでにそういうブログも少なくないのだ。

ブログを楽しむ読者がネットマナーを守らなければ、自分たちがネットの規制を強化する要因をつくるという結果になるのだ。
警察もこの数年間でネット上でのコメントなどを犯罪として扱う前例が十分できたので、これからはすばやく対応していくであろう。
「気がついたら犯罪者だった」ということも考えられる。匿名の世界を「無法地帯」と勘違いせずに、常識あるネットの使用を心掛ける必要があるのだ。
(編集部:真紀和泉)

【関連記事】
野久保直樹、異色カップルで昼ドラ視聴率好発進!
つるの剛士、音楽活動休止で一気に老けた?
【お笑い峰打ちコラム】芸人にとってのブログとは
アリ?ナシ?ブログ炎上、「名誉毀損」と「表現の自由」

-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!

【参照】
野久保直樹ブログ「ハッピース」 
つるの剛ブログ「つるたけ日記」