iPhoneの節約、快適利用のカギはWi-Fiだ!今からできる快適な家庭のiPhone無線改善術

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iPhoneも格安SIMやSIMフリーモデルの値下げなどで、大手キャリア以外のモデルを利用する人も増えている。

新しいiPhoneの活用スタイルも始まったiPhoneだが、そんな時代のiPhone活用、節約利用に重要なのが、無線LAN、Wi-Fi通信だ。

今は家庭内にインターネット回線がある人が多く、家庭内に無線LANを設置している人も多いだろう。

格安SIMは、月額の通信料金が安いことが大きなメリットだが、通信量が少ないプランが多いがデメリットだ。だが、家庭では無線LANを利用して、LTE通信の利用を控えることで、格安SIMを使ったiPhoneでも、データ使用料の多い音楽や動画視聴といったサービスも使う放題で利用できる。

とはいえ、家庭の無線LANは、意外に、無駄な使い方をしているケースも多い。

賢く、効率よく使うことで、もっとiPhoneを快適に活用できるのだ。


■古いWi-Fiルーターは百害あって一利無し
家庭の無線LANは、インターネット回線モデムにWi-Fiルーターを接続して利用している人も多いだろう。

このWi-Fiルーター、使えるからといって、ずっと古い機種を使っているケースが結構多い。
その理由は、
・使えているのに買い換えるお金がもったいない
・買い換えて設定し直すのが面倒
といったことがある。

しかし、昔と違って今は、最新のWi-Fiルーターは安い。しかも、設定は、スマホアプリでワンタッチ設定ができる機種がほとんどだ。

今使えているのに最新のWi-Fiルーターに買い換える理由は、実はかなり多くある。
・通信速度が速い
・一度に多くの機器で高速通信が快適に使える
・スマホに最適化された通信が使える

最新のiPhoneをはじめスマートフォンは、IEEE 802.11acという最新の無線規格に対応している。Wi-Fiルーターが、この11AC対応であれば、より高速な通信が使える。
さらに、無線LANの接続できるチャンネルが多いので、複数の機器を接続して同時に利用する上でも快適に利用できる。

特に最近では、家庭でも無線LANに繋げる機器は。スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機、動画配信サービスのSTBなど、劇的に増えている。こうした沢山のWi-Fi機器を使うにも、新しいWi-Fルーターのほうが有利になる。

また、最新のWi-Fiルーターは、移動するiPhoneを検出して最適な電波を送るビーム機能を搭載する製品などもあるので、Wi-Fiが届きにくい部屋でも快適に通信できるモデルもある。

■最新のWi-Fiルーターでも、使い方が肝心
最新のWi-Fiルーターといえども、弱点はある。
Wi-Fiの電波は障害物には弱い。周りに障害物があると、電波が届きにくくなるのだ。

適した設置場所
・できるだけ見通しのよい高い場所に置く
・周りに障害物になる背の高い家具がない場所に置く
・電子レンジやドアホンなど電波障害の影響が多い場所は避ける
・家の中央に近い場所に置く

こうした設置場所に置き直すだけでも、ぐっと無線接続は改善される。

それでも繋がりにくかったり、速度が安定しなかったりする場合は、中継機を利用するとよいだろう。

最近は、寝室や浴室、トイレなどでもスマホを使うケースが増えた。
密閉されている場所では、Wi-Fi電波は届きにくくなる。

中継機は、Wi-Fiルーターから離れた場所でも、Wi-Fi電波を中継してくれるので、快適に利用できるというわけだ。

このように、家庭の無線LANも、改善することで、iPhoneを快適に、節約して活用することができる。