昨季までの2年連続リーグ優勝から5位に転落したヤクルト。投手力強化など懸案事項が多いが、気になるのは近年精彩を欠いている山田哲人だ。国際舞台での勝負強さを買われ、2023年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では侍ジャパンで世界一に貢献したが、シーズンに入ると打撃の状態が上がってこない。下半身のコンディション不良で戦列を2度離れるなど、105試合出場で打率.231、14本塁打、40打点、4盗塁。