ライブレポート：BREAKERZ「ライブハウス武道館へようこそ！」

　DAIGO（ヴォーカル）、AKIHIDE（ギター）、SHINPEI（ギター）からなる3人組ロックバンドBREAKERZのデビュー2周年記念ライブ「WISH」が7月24日、日本武道館で行われた。チケットが即日完売となったこのプレミアムライブは、BREAKERZ初の日本武道館公演。それに加え、バンド活動を始めた頃から、全員がいつか立ってみたいと願っていた夢の舞台。DEBUT LIVEを行ったSHIBUYA BOXXから着実にステップアップを遂げ、ようやく掴んだステージで、1万人の観客とともに過ごす最高の一夜となった。

　この日は、2年間の間にリリースされた3枚のアルバム、1枚のミニアルバム、6枚のシングルから全22曲を演奏。18時35分にオープニング映像が流れ出し、1stシングル「SUMMER PARTY」で幕開け。メンバー3人が登場すると一斉に歓喜の声が上がった。

　MCでは「ライブハウス武道館へようこそ！」というBOφWY時代の氷室京介の名言を、ヴォーカル・DAIGOが叫ぶ。しかも、なんと先日L.A.に行った際、氷室氏本人から許可をとってきたという氷室氏公認？の名言となった。

　それから、「Angelic Smile」「世界は踊る」etcのシングル曲の他、メンバー全員が“ドM”であるBREAKERZのライブでは定番となっているドMの曲「REAL LOVE」も披露。ライブ終盤には、メンバー全員がステージを所狭しと走り回り「灼熱」etcの楽曲を演奏した。

　また、アンコールでは12人のダンサーとともに、Vo.DAIGOの誕生日（4/8）に初のオリコンデイリーシングルランキング1位に輝いた5thシングル「BAMBINO〜バンビーノ〜」や、この日ライブでは初披露となった最新シングル「光」も演奏。「光」ではメンバーにはサプライズで、白のサイリウムが登場し会場全体が大合唱となった。

　そして、トリプルアンコールを経て約3時間のライブは終了。最後にエンディング映像で、10月からの3ヶ月連続リリース、12月からスタートするLIVE HOUSE TOURの日程が発表され、まだまだ前に進み続けるBREAKERZだった。

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