人類誕生の謎が解決してしまった?
人類の発祥については大きく分けて現在2つの説が支持されています。
一つは人類が長年かけて進化してきたとするダーウィンに代表される進化論、もう一つは神が人類を創造したとする創造論です。
このいずれの論説も説得力に欠くウィークポイントがあるのです。
この二つの説の謎や矛盾を、なんと解決してしまった(?)イラストをご紹介します。
進化論
創造論
進化論には解明できていない空白があり、ホモサピエンスの知能の発達や、類人猿や猿人から今のヒトに至るまでの移行段階を説明しきれていません。
私たちの知性は本当にサルから進化したのか疑問視する声も多いのです。
一方の創造論ですが、神様が天地創造のときにアダムとイヴをお創りになったということになっています。
問題はアダムとイヴをエデンの園から追放したあとです。彼らは3人の子供を作ります。その3人の子供の名前はカイン、アベル、セツで全員男の子です。
後にカインとセツはそれぞれ妻を持ち、子がそれぞれ生まれますが、この妻たち、つまりアダムとイブの義理の娘に当たる二人の女性は、いったいどこからやって来たかという記述はありません。神が創ったのはアダムとイブだけで、どこからともなくやってきた女性は謎のままなのです。
そして、これら二つの論説のギャップに橋架けをして解決をはかったのが、以下の合体論だそうです。
合体論
(image credit: Illustration: Tom Weller)
どうやら人類発祥の謎が解けしまったようです……。
ちなみにアベルが倒れているのは兄のカインに殺されたからです。
ただし、日本ではこんな進化説などもあったりします。
This is it: Evolution and Creationism Combined Into a Coherent Modelより