小田凱人、ウィンブルドン連覇! 男子初の4大大会6連勝を達成 年間グランドスラムに王手
テニスのウィンブルドン選手権最終日が12日に行われ、車いすの部男子シングルス決勝で第1シードの小田凱人(20=東海理化)は、第2シードのアルフィー・ヒューエット(28=英国)を6―1、6―1で下し、大会連覇を達成した。ウィンブルドンで車いすテニスシングルスが正式採用された2016年以降、男子では初の4大大会6連勝となった。
小田は表彰式で「最高の気分です。毎年、喜びを感じてプレーしている。車いすテニスが発展してきたと感じています。このことをうれしく思い、感謝しています」と、英語で喜びを語った。そして日本語で「チームの皆さん、ありがとうございました。コーチ、トレーナー、エージェント…。支えてもらえて、こうして優勝者としてここにいられる。何回優勝しても、いつも1回目(の優勝)のような気分になれる。年間グランドスラムに向けて頑張りたい」とした。
ウィンブルドン仕様の白い車いすで登場した小田は第1セットの第1ゲームをキープして勢いに乗ると、最後はライジングウィナーを決め、6―1で第1セットを奪った。第2セットも鋭いサーブ、リターンで相手を相手を翻弄(ほんろう)。地元の声援を受けた相手を寄せ付けなかった。勝利を決めた瞬間は両手を大きく掲げてガッツポーズ。笑顔で喜びを爆発させた。
小田は25年の全仏オープンから続く4大大会の連勝記録を6に伸ばした。ウィンブルドンで車いすテニスシングルスが正式採用された2016年以降では、女子シングルスでデフロート(オランダ)が6連勝を達成。小田は史上2人目、男子では初の快挙を達成した。
また、今年は全豪、全仏、ウィンブルドンを制し、前人未踏の年間グランドスラムに王手。残る全米オープンへ突き進んでいく。

