兵庫サマークイーン賞を制覇したケテンドリームと関係者(撮影・中山伸治)

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 「第19回兵庫サマークイーン賞」(10日、園田)

 1番人気で大井のケテンドリームが2番手から4角先頭で押し切って重賞初制覇を成し遂げた。2着は2番人気で高知のサノノエスポが3番手から猛追して頭差まで迫り、3着には3番人気で愛知のコパノエミリアが5番手から鋭く伸びて続いた。

 初めての遠征競馬でケテンドリームが最高の結果を出した。「ここを狙っていたのでうれしい。長距離輸送で馬体重が減るのを心配していたが、大丈夫だった。初めての馬場で最後は物見をしたが、迫られても交わされることはないと思っていた」と上杉昌師は喜んだ。

 2番手から早め先頭で押し切ったのは戦略通り。「それまでのレースにも乗っていたので、この日の馬場傾向を踏まえていった。ここを使うのは自分から先生に進言した。この馬にタイトルを獲らせられて良かった」と笹川翼。地方競馬の騎手リーディングで全国首位の手腕を発揮した。

 大きな収穫を得て、ケテンドリームは今後の選択肢の幅が広がった。「素直で順応性が高い。乗りやすくて、折り合いもつく。次走はオーナーと金沢の読売レディス杯(8月11日)を相談している。グランダムジャパンシリーズのチャンピオンを目指したい」と指揮官。牝馬最強を目指して駆け上がる。