現地時間29日(日本時間30日)の決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)で日本代表と対戦するブラジル代表のDFマルキーニョス(パリSG)が28日、試合会場のヒューストンスタジアムで公式会見に出席し、「チームはここ数試合で大きく成長している。チームとして右肩上がりの成長を続けていきたい」と、今なお成長途上にあるチームに自信を見せた。

「チームは成長してきているし、まとまってきている。一体となってきているし、ナショナルチームの一員という誇りを持っている」。ブラジル代表は昨年5月、W杯南米予選の途中でイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督が就任。ブラジル代表史上初めて外国人指揮官を招聘し、チームを再建してきた。

「監督は賢いコーチで、プレーはコンパクトになり、よりよくなっている。点を許さないことが重要だし、守備の観点からもよくなってきている。最近の成績がその証だと思うし、明日の試合も願わくば失点のない形で進めていきたい」

 日本代表については「対戦相手には常に敬意を表している」と指摘。自身が不在だったが、昨年10月の国際親善試合では日本に初黒星を喫しており、今年3月にはイングランド代表も日本に敗れている。グループリーグ初戦ではオランダ代表とも引き分けている日本に対し、「日本チームは最近の結果を見ても、非常にいい結果を残している」と言及したうえで、「どんでん返しがないように注意している」と表情を引き締めた。

「前回のW杯においても有力視されながら敗退するチームを見てきた。クラブW杯でも見てきた。小さなチームが力をつけて、強いチームを負かすことも起きている」。ブラジルは前回のカタールW杯準々決勝でクロアチア代表と対戦し、PK戦の末に敗退。昨年のクラブW杯でマルキーニョスが所属するパリSGはグループリーグでボタフォゴに敗れている。

「クロアチアは良いチームと言われていたが、我々のチームが負けた。クラブチームでもボタフォゴがパリSGに勝った。どんでん返しがあるのがサッカー。明日の試合に関しては、パフォーマンスとプレーでもって、自分たちがより優れたチームであることを見せたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)