YouTubeチャンネル「パクくんの東大留学」が、「『日本人が人生を救ってくれました…』なぜ僕は韓国を離れ日本に住むと決めたのか」と題した動画を公開した。動画では、東大留学生のパクくんが、日本で溶接の仕事をしている韓国人男性「溶接マン」をゲストに迎え、日本に移住した経緯や独自の価値観について深掘りしている。

話題は、溶接マンが韓国でどのような仕事を経て、なぜ日本へやってきたのかという背景からスタートした。大学卒業後は韓国の旅行会社で働いていたものの、1ヶ月の給料が9万円ほどしかなく将来に不安を感じていたという。そんな折、親友から溶接の仕事を勧められ、体を動かすことが好きだったこともあり、技術を学び始めたと当時の転機を語った。

日本との縁について問われると、親戚が日本に住んでおり、幼少期から何度も訪れていたことを明かした。中でも印象的だった出来事として、としまえんのプールで溺れかけた際に、見知らぬ日本人のおじさんに助けられたエピソードを披露。「生命の恩人がいるんです」と感慨深げに振り返った。さらに、大人になってからも日本旅行を重ねる中で、静かで互いに配慮し合う日本の雰囲気が自身の性格に合っていると感じたことが、移住を決断する決定打になったと真剣なトーンで語っている。

移住の準備段階では、知人から特定技能ビザの存在を教えられたものの、当時は制度が十分に浸透しておらず、受け入れ先を探すのに苦労したという。最終的には留学ビザで来日し、語学学校に通いながら自力で仕事を探し当てたという行動力に、パクくんも「本当にすごすぎます」と感嘆の声を漏らした。

動画の終盤、日本での将来の夢について問われると、「溶接の技術を上達させたい」「個人事業を持ちたい」と仕事への熱意を覗かせた。さらには「日本で結婚した方がいいんじゃないかなと思って」とプライベートの目標も告白。当面は帰国するつもりはないと語る溶接マンの言葉からは、日本という環境への深い愛着と、自らの腕一つで人生を切り拓いていく力強い意志が伝わってくる。