「もう韓国に入れなくてもいい」兵役問題で“20年以上”母国に帰れない韓国歌手、意味深発言

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兵役逃れ騒動により、20年以上にわたって韓国入国をめぐる法廷闘争を続けてきた歌手のユ・スンジュンが、韓国行きを事実上あきらめたかのような心境を明かした。

ユ・スンジュンは6月4日、自身のYouTubeチャンネルを通じて、「やるだけのことはやりました。もうやめようと思います」というタイトルの動画を公開した。

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動画の中でユ・スンジュンは、「韓国は私が生まれた場所だ」とし、「心の故郷であり、母のような場所だ。私は移民であり、在外韓国人でもある。13歳の時に家族全員でアメリカへ移住し、その後仕事のために韓国へ行った。その中で良くない出来事が起きた」と語った。

続けて、「『韓国に何か宝物でも隠しているのか』と言う人もいるが、正直、今となっては韓国に入国すること自体に大きな意味はない」とし、「私は真実について話し、事実関係についてもすべて説明してきた。それにもかかわらず、私の誠意や気持ちがうまく伝わっていないようだ」と吐露した。

(画像=YouTubeチャンネル)ユ・スンジュン

また、自身をめぐるさまざまな疑惑についても反論した。

彼は、「誠意を持って謝罪し、説明しろと言われるが、私は誠意を持って話し、なぜそのような決断を下したのかも説明した。それでも噂ばかりが広がった」とし、「私の言葉は十分に伝わらず、受け入れてもらえなかった」と語った。

さらに、「私が税金逃れのために韓国入国を望んでいるという話もあるが、まったく関係ない。税金はすべて納めている」とし、「もう韓国に入れなくても構わない」と述べた。

1997年にデビューしたユ・スンジュンは、ダンス歌手として大きな人気を集めた。しかし、テレビ番組などを通じて兵役履行の意思を表明していたにもかかわらず、2002年1月に公演を理由に出国した後、アメリカ国籍を取得した。

(画像=YouTubeチャンネル)ユ・スンジュン

これを受け、韓国法務部はユ・スンジュンの入国を制限した。ユ・スンジュンは在ロサンゼルス韓国総領事館に在外同胞滞在資格(F-4)ビザの発給を申請したが拒否され、その後、ビザ発給拒否処分の取り消しを求める訴訟を提起した。

ユ・スンジュンは韓国大法院(最高裁判所)で最終的に勝訴したものの、在ロサンゼルス韓国総領事館は再びビザ発給を拒否した。現在は3度目となる行政訴訟の控訴審が進行中だ。

20年以上続く韓国入国をめぐる争いの中で、ユ・スンジュンが「やるだけのことはやった」と語ったことで、この問題は新たな局面を迎えることになりそうだ。

◇ユ・スンジュン プロフィール

1976年12月15日生まれ。1997年に1stアルバム『West Side』でデビューし、『Gaui』『Na Na Na』『Passion』『I Love You Nuna』『Wow』など数多くのヒット曲を出してトップスターに。入隊を控えていた2002年、韓国国籍を放棄してアメリカ市民権を取得し、兵役義務を回避。すると同年、韓国法務部から入国制限処分を受けた。以降、20年以上も韓国に入国できずにいる。英語名はスティーブ・ユ。