サザビーリーグが役員体制変更 シンガポール政府系ファンドGICとパートナーシップ締結、創業メンバーの森正督氏は取締役退任

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 サザビーリーグが、シンガポール政府系ファンド GICと事業成長に向けたパートナーシップを締結した。これに伴い、4月1日付で役員体制を変更。創業期から創業者の鈴木陸三氏とともに同社を経営をしてきた森正督氏のほか、平岩正史氏が取締役を退任した。

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 GICは世界有数のグローバルな機関投資家として、広範な国際的ネットワーク活用した長期的な視点での投資を行っており、世界各国に豊富な投資実績を有し、日本でも40年以上にわたり投資を続けている。

 今回のパートナーシップの締結は、「なんてことないふつうの生活の中に、かけがえのない“ささやかな幸せ”を届けたい」というサザビーリーグの企業理念に共感したGICが、マイノリティ株主として同社の資本参画を受け入れる形で実現。今後、サザビーリーグは同パートナーシップを通じて、グローバル市場への展開や新たなサービス開発を加速させ、持続的な企業価値の向上に取り組むという。GICが取得したサザビーリーグの株式比率は約3分の1で、取得額は非開示。

 同パートナーシップについてサザビーリーグ代表取締役社長の角田良太氏は「グローバルでの卓越した実績を持つGICとのパートナーシップは新領域への挑戦を加速させる重要な一歩」と位置付けている。GICプライベート・エクイティ部門の最高投資責任者チュウ・ヨン・チェーン(Choo Yong Cheen)は「高品質な製品を求める消費者ニーズの高まりや、アフォーダブル・ラグジュアリー市場の堅調な成長を背景に、同社には更なる成長の可能性があると確信している」と期待を示した。

 取締役を退任した森氏は1948年生まれ。1973年にサザビーリーグに入社し、創業期から同社を支えてきた。2008年に社長に就任し、2016年には代表取締役会長に着任。2018年からは代表権を持たない会長となった。2024年に会長を退任。取締役に専念してきた。

 新たな取締役には、井浦正美氏、山川正員氏、タン・チョーンホン氏(Choon Hong Tan)、窪寺悠氏が加わっている。

◾️サザビーリーグ:公式サイト