最前線のポジションでゴールを狙ったデイビッド。写真:滝川敏之

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 横浜F・マリノスは2月21日、J1百年構想リーグ第3節で、浦和レッズと本拠地・日産スタジアムで対戦。0−2で敗れ、開幕3連敗を喫した。

 開幕戦のFC町田ゼルビア戦を2−3、続く鹿島アントラーズ戦を0−1で落としたマリノスは、序盤からチャンスを作るが、最終局面で精度を欠く。もどかしい展開のなか、55分に関根貴大に先制点を許すと、84分には途中出場直後の早川隼平に被弾。一方で自分たちは、鹿島戦に続いて無得点のままタイムアップの笛を聞いた。

 これまでの2戦は背番号9の谷村海那がCFを務めていたが、この日はディーン・デイビッドが先発。そのイスラエル代表FWは、14分にジョルディ・クルークスからペナルティエリア内でパスを受けたものの、トラップがやや乱れて思うようにシュートを放てなかったこともあり、仕留めきれなかった。

 責任感を感じるデイビッドは、浦和戦をこう振り返った。

「スタートは悪くなかった。そのなかで自分のチャンスがあって、決めきれなかったのは悔しい。後半が始まってミスから失点した。ゲームとしてはそんな感じ。自分の出来は良くなかった。ただ、明日からまた新しい1日が始まるので、切り替えてやっていきたい」
 
 守備で貢献する場面もあったが、ゴールに最も近いポジションを担っている以上、やはり得点が求められる。

「そのポジションであれば、ゴールが求められるなかで、チャンスがあって決めきれない、クオリティが足らない、その結果だと思う。そこのクオリティをしっかり見せなきゃいけないと今日改めて思った。

 個人としてはシーズンが始まるところから、割と自分の中にエネルギーを感じながらここまでやれている感じはある。ただ、長い時間をもらったなかでも、それが見せられないのが非常に残念。チームとして勝てないのは当然気分が悪いし、そこに自分のゴールが絡んでくるんだったら責任があるので、そこはしっかりクオリティを見せていきたい」

 次節は、自分たちとは対照的に、PK戦の末の結果を含めて開幕3連勝を果たした東京ヴェルディを日産スタジアムに迎える。昨夏からトリコロールを身にまとう29歳は、「下を向いていてもしょうがない。勝利に向けてやっていきたい」と誓った。

 かつてないほどの大苦戦を強いられ、なんとかJ1に残留した昨季を経て、名門復権を目ざすマリノス。次こそ今季初勝利を掴めるか。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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