動画「首相指名選挙において、政策が一致しないといっしょにやれないというのは、あまり意味のない『イデオロギー』だよね」で、脳科学者そしてコメディアンの茂木健一郎氏が最新の首相選びにまつわる日本の政治状況について語った。 動画冒頭、茂木氏は「内閣総理大臣が誰がなるかってことについてね、いろんな駆け引きが行われているようで、本当に情勢がわからなくなってきている」と現状の混迷ぶりを分析。その中で高市早苗氏や玉木雄一郎氏が有力と見られるものの、「どなたが総理大臣になっても、日本のために頑張ってほしい」と党派にとらわれない応援の姿勢を示した。

注目は「政策が一致していないと一緒にできないよねっていう。そのイデオロギーが分からない」と語り、「政治って本来、プランA、プランB、プランCを用意して、臨機応変に選択するものじゃないか。『A以外は許さない』となれば、ただのイデオロギーだ」と力説。さらに、憲法改正や選択的夫婦別姓といった具体例を挙げながら、複数の選択肢を持つ政治家でなければ信用できないと断言した。

茂木氏は「宇宙でさえマルチバースなのに、政策一択しか認めないのはおかしい」とユニークなたとえ話を交え、「一つのパラメータしか認めないのは、現実観の欠如だ」と主張。また、「個人の昼食さえ味噌ラーメンか塩ラーメンか焼きそばかで迷うのに、政党が一つの選択肢しか出さないのは理解できない」と痛烈にコメントした。

「完全に政策一致していないと一緒にやったら野合だって。それは違う。一人の人の中でさえ、いろんな政策が並行して走っていて、その中から選んでいくのが自然なこと」と持論を展開。「一致してないとダメというイデオロギーは、世の中で最も愚かな思い込みの一つ。それは何もしないための言い訳に過ぎない」と、現状の政治風土の硬直化を強く批判した。

動画の終盤、茂木氏は「どんな首相が誕生しても全力で応援したい。トランプさんと向き合うことになってもいってらっしゃい」とエールを送って締めくくった。

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