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YouTubeチャンネル「新卒応援チャンネル【さざえ】」に、韓国ソウル在住の2024年卒視聴者「KCさん」が登場。通話の中で、KCさんが就職した“謎の会社”の実態が次々と明かされ、視聴者は驚きを隠せなかった。

通話の冒頭でKCさんは「日本語が変だったらすみません…」と謙虚に話したが、その流暢な日本語に、さざえ氏も視聴者も驚嘆。「今のところめちゃくちゃ聞きやすいです」「なんでこんなに日本語上手なんですか?」といったコメントが相次ぎ、韓国在住の韓国人という事実に驚く声も多く寄せられた。

KCさんがその会社に就職した理由は、強い親のプレッシャーにあった。大学卒業後、絵の塾で講師として1年1か月勤務したが、その後3か月は引きこもり。その後、親から「もう見ていられないから社会に出て」と促され、勢いで応募した会社に正社員として採用されたという。

現在の業務内容はマスコットキャラクターデザイン。イラスト、漫画、SNS用動画まで幅広く手掛けている。元はデザイン会社だったが、社長が人気キャラクター「リラックマ」の大ファンで、「うちも可愛いキャラを作ろう」と提案。結果として、社長の好みに合わせて体が長く、やや奇抜な三頭身デザインが採用された。KCさんはそのキャラに関するあらゆる制作を“よろず屋”として一手に引き受けている。

しかし、仕事は決して簡単ではない。漫画のシナリオは作家が面白く仕上げても、社長の「癒し系じゃない」という一言で却下されることも。その結果、KCさん自身も「正直あまり面白くない」と感じる漫画を描くことになる。週1本、20ページの長編漫画を制作するため、作業量は非常に多い。

さらに会社の内情も複雑だ。入社後に分かったのは、社長と副社長が事実婚で家族経営をしていること。副社長は“お局”的な存在で、若い女性社員たちには気まずい雰囲気がある。定時は18時30分だが、残業手当は19時30分から支給されるため、誰も先に帰ろうとせず、KCさんも週3日は21時まで残業している。

ソウル中心部は物価が高く、手取り22万円では生活が厳しい。親(銀行員)からは「貯金しろ」と言われつつも、「生活が成り立たない」と感じざるを得ない状況だ。制作したマスコットキャラクターには約3,000万円を投じたものの、売上はわずか20万円で大赤字。経営は火の車という状態だった。

退職も難しい。韓国では、若者を正社員として雇用すると段階的に補助金が支給される制度があり、KCさんの雇用に対する補助金は、半年→1年→1年半→2年と順に支給される。会社側としては途中退職を避けたい事情があり、KCさん本人も「補助金を受け取るまでは辞められない」とジレンマを抱えている。

最後にKCさんは、「これが特定されたら多分クビになるんで、その時また出るかも(笑)」と自虐的に語り、過酷な労働環境と家族経営の実態に、視聴者からは「頑張れ!」「応援してる」といった温かいコメントが寄せられた。

チャンネル情報

会社を辞めたい人向けのチャンネルです【経歴】2020.3 大学卒業2020.4 自動車ディーラーに入社2020.7 退職代行で逃亡2020.8 フリーターになる、同時に新卒応援チャンネルを始める2024.12 バイト先が潰れる2025.1〜 専業YouTuber