シルバー

富士フイルムは、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-M5」を11月に発売する。店頭予想価格はボディ単体が13万6,400円、XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZが付属するレンズキットが15万2,900円。カラーはシルバーとブラックの2色。

EVFを省略したフラットトップスタイルで、軽量コンパクトを実現したミラーレスカメラ。Vlogモードの搭載や、同社デジタルカメラで初となる3指向性マイクの搭載など、動画撮影用途にも活用できるモデルとなっている。

ブラック

イメージセンサー「X-TRANS CMOS 4」(有効約2,610万画素)と画像処理エンジン「X-Processor 5」は、2023年6月発売の「FUJIFILM X-S20」(以下、X-S20)と同じ組み合わせ。画質においてもX-S20と同等という。

最大6.2K 30Pの動画記録に対応。「メディア記録設定」で選択可能なビットレートには8Mbpsと25Mbpsを追加した。外部端末への転送時間を短くし、SNSなどへの投稿時間を短縮できるとしている。

X-S20にも搭載された「V-logモード」には、新たに「ショート動画モード」を追加した。9:16の縦型動画を簡単に撮影できるという機能になっている。

3つの内蔵マイクは、全方位/フロント/バック/フロント&バックの4つからシチュエーションに応じてマイクの指向性を選択できる。

シルバー

ボディ内手ブレ補正機構は非搭載。動画撮影時は電子手ブレ補正機能を利用できる。「ブレ防止モードブースト」も備える。

AFは動物、鳥、クルマ、バイク&自転車、飛行機、電車の被写体検出に対応する。顔・瞳検出機能も利用可能。

ボディの左肩にはフィルムシミュレーションダイヤルを搭載。最新の「REALA ACE」を含む全20種類を利用可能で、瞬時に切り替えられる。

GN約11(ISO 200/m)の内蔵フラッシュも搭載した。

背面モニターは3.0型のバリアングル式。タッチ操作にも対応する。ドット数は約104万。

ブラック

別売りのアクセサリーの冷却ファン「FAN-001」と三脚グリップ「TG-BT1」の装着にも対応する。

外形寸法は11.9×66.6×38.0mm。質量は約355g(バッテリー、メモリーカード含む)。