ロッテ・吉井監督 (C)Kyodo News

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CSファーストステージ第3戦

○ 日本ハム 5 − 2 ロッテ ●

<10月14日 エスコンF>

 リーグ3位からの下剋上を狙うロッテは、同2位の日本ハムに2試合連続の逆転負け。通算1勝2敗でファーストステージ敗退が決まった。

 先発の種市は2点リードの3回、四球絡みで一死二、三塁のピンチ招き、二死後、3番・清宮に右前2点適時打を浴び同点に追いつかれた。4回以降は3イニング連続3者凡退でゼロを重ねたものの、同点のまま迎えた7回は二死二塁で8番・田宮に四球を与え、続く水野に痛打。フルカウント後の直球を右中間へ弾き返され、これが決勝点となる2点適時三塁打となった。

 負けられない大一番で7回111球の力投を見せたものの、二死から粘り切れず計4失点。敗戦投手となり、悔しいシーズンラスト登板となった。

 打線は2回、8番・友杉のセーフティスクイズ(記録は打点つきの投安)と1番・荻野の中犠飛で2点を先取。しかし3回以降は追加点を奪えず、今シリーズは3試合連続2得点止まりでファイナルステージへ駒を進めることはできなかった。