府中牝馬Sを制したブレイディヴェーグ(撮影:下野雄規)

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 14日、東京競馬場で行われた第72回府中牝馬ステークス(3歳上・牝・GII・芝1800m)は、中団後方から直線で突き抜けたC.ルメール騎手騎乗の2番人気ブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田敬介厩舎)が、後方から追い上げた10番人気シンティレーション(牝5、美浦・池上昌和厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒7(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に1番人気マスクトディーヴァ(牝4、栗東・辻野泰之厩舎)が入った。なお、3番人気モリアーナ(牝4、美浦・武藤善則厩舎)は8着に終わった。

 勝ったブレイディヴェーグは、父ロードカナロア、母インナーアージ、その父ディープインパクトという血統。昨年のエリザベス女王杯を制した後は脚部不安などで長期の休養に入っていたが、復帰戦のここでGI馬の貫禄を見せつけた。また、本馬はこの勝利でエリザベス女王杯の優先出走権を獲得した。

【勝ち馬プロフィール】
◆ブレイディヴェーグ(牝4)
騎手:C.ルメール
厩舎:美浦・宮田敬介
父:ロードカナロア
母:インナーアージ
母の父:ディープインパクト
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ブレイディヴェーグ 2人気
2着 シンティレーション 10人気
3着 マスクトディーヴァ 1人気
4着 フィアスプライド 4人気
5着 ルージュリナージュ 11人気
6着 フィールシンパシー 13人気
7着 アスコルティアーモ 8人気
8着 モリアーナ 3人気
9着 コンクシェル 7人気
10着 ラリュエル 15人気
11着 コスタボニータ 6人気
12着 セントカメリア 12人気
13着 ライラック 9人気
14着 モズゴールドバレル 14人気
15着 ハーパー 5人気