5回の攻撃を終え、選手交代を告げに向かう岡田監督(撮影・中田匡峻)

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 「JERA CSセ・ファーストS・第1戦、阪神1−3DeNA」(12日、甲子園球場)

 レギュラーシーズン2位の阪神は、3位のDeNAと対戦し1−3で敗れた。野手陣は序盤に固さが見られたが、岡田監督は「みんな力むよ、こんな短期決戦やねんから」と話し「選手がやらんとあかん」とゲキを飛ばした。岡田監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 −才木は粘りながらの投球だった。

 「粘りって、限度があるやんか」

 −序盤は変化球に苦しんでいた。

 「苦しむっていうか、全然やったやんか、そんなもん」

 −選手にも力みがあった。

 「そんな力みとか、ここで言うてもしゃあないやんか、そんなの。みんな力むよ、こんな短期決戦やねんから。力まんとやってるやつなんかおれへんよ。結果やん。結局、それだけやん」

 −塁に出る意識、つなぐ意識が欲しかった。

 「いや、欲しいってもう、今言うてもしゃあないやん、当たり前のことやん、そんなん」

 −七回は牧に初球をあっさり打たれた。

 「しかし、分からんのかなあ。スコアラーに言うたんやけどな、横浜で。スコアラーに言うてもあかんわな、選手がやらんとあかんのやから。まあ、そういう1年やったよ」