「SHIROBAKO」の声優がゲストで登場!武蔵野市 小美濃市長の漫画好きも明らかになった「武蔵境デザインマンホール製作発表会」

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武蔵野市は2024年10月4日(金)、同市を舞台としたアニメ作品「SHIROBAKO」(シロバコ)放映から10周年を記念して製作したデザインマンホールを、報道関係者向けにお披露目した。当日は、「SHIROBAKO」に登場した5人の声優が応援に駆け付けた。

■武蔵境のランドマークになる - 武蔵野市 小美濃市長
イベントは、武蔵野市 市長 小美濃 安弘氏の挨拶から始まった。
「SHIROBAKO」は2014年に放送された日本のアニメで、アニメ業界を舞台にした作品だ。5人の女性を中心に、アニメ制作の現場で働く人々の奮闘や成長を描いている。彼女たちは高校時代にアニメ制作を共に行い、その経験をきっかけに業界に入る。リアルな制作現場の課題や苦労を描きつつ、仲間との絆や夢を追いかける姿が魅力の作品だ。舞台が武蔵野市であることから、同アニメのマンホールを製作するに至った。

小美濃市長は「これから武蔵境のランドマークになる。ぜひとも注目し、お越し頂きたい。」と、デザインマンホール設置の意気込みを語った。
質疑応答では、小美濃市長が漫画を描くほど好きなことが明らかとなり会場を和ませた。

武蔵境駅周辺では、地元商店街と連携した「回遊イベント」や「マンホールカード」の配布を予定している。

■5人の声優が語る!「SHIROBAKO」とマンホール
トークセッションでは、「SHIROBAKO」に登場した5人の声優がデザインマンホールについて語った。

主人公役の宮森あおいを演じた木村珠莉さんは「今でも心に残っている作品。10年というすごく長い月日を超えてこうしてマンホールのデザインとして選んでいただけたことをすごく光栄に思います。」と、当時を振り返りながら語った。

安原絵麻役の佳村はるかさんさんは「5人ですきっぷ通り商店街に遊びに行ったりだとか、放送が始まっても武蔵野市とのコラボレーションとしてナレーションをさせてもらったりだとか、
マンホールが設置されることで、武蔵野市で生まれる新たな世代にも、作品に興味を持ってもらいたいです」と、感想を述べた。

坂木しずか役の千菅春香さんは、「最近では、その時作品のファンだった方が業界に入りましたとか、自分が仕事でこういう風に役職が変わりましたみたいな話を聞くこともあって、そんな10周年の節目にマンホールの設置というイベントで、あらためてそういう想いをお話しできる機会があることが有難いです。今回のデザインマンホールがよりたくさんの方とこの作品の接点になり、そしてさらに幅広い方にご覧いただくきっかけになればいいなと思っています。」と、語った。

藤堂美沙役の高野麻美さんは、「『SHIROBAKO』が始まって10年、アフレコから考えるともう少し経ちますが、何年に一度かは作品に触れる機会が私たちもあって。また今回こういうマンホールという形に残るものが『SHIROBAKO』で増えたという喜びがすごくあります。今まで見たことがない方に対しては、本当に人生損しているような気がしますので(笑)、ぜひぜひ見ていただきたいなと思います。」と、「SHIROBAKO」の素晴らしさを強調した。

今井みどり役の大和田仁美さんは、「定期的に見直しているんですけれども、何気ないシーンが刺さるとか、今の自分における状況によって違う言葉が胸にきたり、毎回気づきが違っていて10年間ずっと寄り添ってくれているなって思える本当に大事な作品だなと改めて思います。
武蔵野市は『SHIROBAKO』の世界の中の景色がいっぱい散りばめられている場所なので、『SHIROBAKO』のキャラクターたちがいた場所がここにあると感じてほしいです。今でも『SHIROBAKO』って本当に面白いよねって言ってくださる方がたくさんいて、自信を持ってお勧めできる作品です。ぜひぜひ、見ていただきたいです。」と、「SHIROBAKO」への想いを語った。