今夏マンUへ移籍したザークツィー photo/Getty Images

写真拡大

まだ結論を出すには早すぎるが、今夏ボローニャからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの判断は正しかったのだろうか。

ザークツィーはここまでプレミアリーグ7試合に出場し、1ゴールに留まっている。クラブの方も低調な立ち上がりで、今のマンUは決して良いチーム状態とは言えない。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、オランダのレジェンドであるルート・フリット氏はマンUよりもミランに移籍した方が良かったと語る。今夏はミランもザークツィーの獲得に動いており、フリット氏は慣れたセリエAでのプレイをもう少し続けた方が良かったと考えているのだ。

「ザークツィーはユナイテッドへ移籍するよりも、ミランの方にYesと答えた方が良かっただろうね。セリエAの環境を知っていたわけだし、成長のことを考えてセリエAでもう2シーズンほどプレイした方が有益だったはずだ。しかし、彼は成長を促してくれないクラブ(ユナイテッド)にいる。クラブは多くの問題を抱えていて、彼自身の成績もあまり魅力的ではない」

「適応の期間を経て、彼が流れを変えてくれることを期待しているよ。彼が優秀な選手であることに疑いはない。ただ、今のユナイテッドで活躍するのは難しいよ」

ミランならば必ず成功できたというわけではないが、ザークツィーは昨季ボローニャのエースとしてセリエAで11ゴール4アシストの成績を残している。セリエAの方に慣れていたのは確かで、マンUへの移籍が正しい判断だったかは意見が分かれるところとなりそうだ。