『RIZIN.48』ホベルト・サトシ・ソウザvs.ルイス・グスタボ(C)RIZIN FF

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■『Yogibo presents RIZIN.48』(29日・さいたまスーパーアリーナ)
 第11試合のRIZINライト級タイトルマッチは、王者のホベルト・サトシ・ソウザが挑戦者のルイス・グスタボを開始直後から打撃で圧倒し、1ラウンド21秒でTKO勝利して防衛に成功。まさかの早期決着に会場は大声援に包まれたが、試合直前に流れた「煽りVTR」が古参ファンを興奮させた。

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 かつてPRIDEでは何度も行われてきたブラジル人同士のタイトルマッチが、今年の大みそかで旗揚げから10年となるRIZINで始めて実現。その煽りVは2人のこれまでの人生が描かれており、BGMには「Hale no sola sita -LA YELLOW SAMBA- [FPM punky samba mix]」が使用された。

 この楽曲は、2006年大みそかの『PRIDE男祭り 2006 -FUMETSU-』のセミで行われた「ジョシュ・バーネットvs.アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ」の煽りVで使用された。同年9月の『PRIDE無差別級GP』の準決勝で対戦し、目まぐるしい展開でファンを大興奮させたジョシュvs.ノゲイラが、大みそかで早くも再戦が実現。前戦で敗れたノゲイラがリベンジを目指して練習シーンをこの曲が盛り上げた。

 格闘技ファンのDNAに“ブラジル人ファイターのアンセム”として記憶された名曲が、18年ぶりに復活。RIZINのベルトを目指す2人のブラジル人のタイトルマッチを大いに盛り上げたが

 SNSでは2006年のオリジナルの煽りVを記憶しているファンから「サトシ対グスタボの煽りにノゲイラが重なるぜ」「あまりにもセンスが良すぎる」「傑作だ!やはりメインの試合は佐藤大輔の力の入れ方が違う!」「俺でなきゃ見逃しちゃうね」などの声が寄せられている。