サウスウエスト航空CEOの交代なお要求、労組にエリオット伝達

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Allison Lampert Rajesh Kumar Singh Svea Herbst-Bayliss

[シカゴ 17日 ロイター] - アクティビスト(物言う投資家)として知られる米ヘッジファンドのエリオット・インベストメント・マネジメントがサウスウエスト航空の主要労働組合に対し、同社のロバート・ジョーダン最高経営責任者(CEO)の交代をなお望んでいると伝えたことが分かった。ロイターが労組のメモを確認した。

サウスウエストの普通株を10%保有するエリオットは、今月12日に同航空会社の約3000人の整備士を代表する労組「航空機整備士友愛会」と面会した。

「(エリオットの)サウスウエスト再建ビジョンはロバート・ジョーダンがCEOにとどまらないことだ」とメモに書かれている。また、同ヘッジファンドはゲーリー・ケリー会長が予定日よりも早く退任することも望んでいるという。

サウスウエストは10日、ケリー会長の退任を含む取締役会の刷新を発表。エリオットが交代を求めていたジョーダンCEOについては続投を支持した。

エリオットはコメントを避けた。

サウスウエストからは今のところコメントを得られていない。