大谷翔平が“47-48”の裏で達成した史上2位の快記録 125年間で4人だけ…通算1406盗塁男に「あと1」
今季12度目の「1試合で本塁打&盗塁」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地で行われたカブス戦に「1番・DH」で先発し、初回にシーズン自己新となる47号ソロを放った。さらに2回には四球で出塁すると二盗を決め、史上初の「47本塁打&48盗塁」に到達。ここに、この125年で史上2位タイとなる記録が隠されていた。
大谷は初回、カブス先発左腕のウィックスと対戦し4球目、真ん中付近へのスライダーをとらえた。時速118.1マイル(約190.1キロ)、飛距離405フィート(約123.4メートル)という爆速弾が右中間スタンドへ飛び込むと場内は熱狂。その熱も収まらぬ2回には四球を選び、1死後フリーマンの打席で二盗を決めた。
MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のXで「ショウヘイ・オオタニは今季、同一試合での本塁打と盗塁を12試合で記録している。1900年以降で、これより多くの試合で記録したのは1人だけ」として、通算1406盗塁のリッキー・ヘンダーソン(当時ヤンキース)が、1986年に13試合で記録したと紹介している。
さらに、これに続くのが今回の大谷と、昨季のロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、1973年のボビー・ボンズ(ジャイアンツ)で12回だという。史上初の「50-50」達成も見込まれる大谷は、この数字もさらに重ねることができるだろうか。
(THE ANSWER編集部)