Image: Apple

実はiPhoneで衛星通信、使えるんですよ。

そうなのです。iPhoneって実は衛星通信スマートフォン。緊急時に衛星通信を使ってSOSを発信できるというセーフティ機能が備わっています。

利用できる機種はiPhone 14、iPhone 15のすべてのモデル(おそらく今秋発売されるiPhone 16シリーズ以降も対応します)。なので、既にお手持ちのiPhoneで、衛星通信が利用できる状態なのです。

iOSが最新になっていれば、5分くらいあれば設定できて試せるので、非常時にすぐに利用できるよう、事前に使い方を確認しておくといいですよ。ここで解説します。

(※注意:あくまでも緊急通報の手段であり、衛星インターネットでWebやSNSや動画が利用できるわけではありません)

衛星経由の緊急SOSを使うためのステップ

1.iOSを「iOS 17.6」以降へアップデート

Image: 小暮ひさのり

「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から「iOS 17.6」もしくはそれ以降のバージョンへとアップデート

いつものOSのアップデートと同じ手順で、「iOS 17.6」以降へアップデートしておきます。基本的にはこれだけで、対応するiPhoneは衛星経由の緊急SOSを利用できるようになります。

2.「緊急時に助けを求める」設定を進める(推奨)

Image: 小暮ひさのり

「設定」→「緊急時に助けを求める」を進める

iOSをアップデートすると「設定」の中に「緊急時に助けを求める」が追加。

SOSを求める際に確認・設定しておいた方が良いので、設定ステップを進め、緊急SOSの発信方法やメディカルID(自分自身の身体状態や常備薬、緊急連絡先など)を確認・設定しておきましょう。

デモモードとして衛星通信SOSを試せます(通報はしません)

衛星経由の緊急SOS機能は「衛星通信接続デモ」として、実際のSOSを発信しないメッセージの送受信テストを行うことができます。これには…

Image: 小暮ひさのり

「設定」→「緊急SOS」→「デモを試す」(画面の一番下にあります)

から試せます。

ピンチになる前に事前に試しておくと安心できますので試しておきましょう。衛星の補足、意外とシビアです。

Source: Apple

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