Image: Runway

ボーッと天井を見上げる男子。

Image: Runway / X

こんなどこにでもある日常が、AIを通した途端、映画のワンシーンのような非日常に化けるんだから今の動画生成AIは侮れません。

使ったツールは「Runway Gen-3 Alpha」です。数ある動画生成AIのなかでも、テキスト+静止画から写実的な映像を生み出すのが得意なRunwayの最新版ですね。リリースにあわせてX上には面白いサンプルがほかにもいろいろ公開されました。

ただの車に花が降る

名画が燃える

テキスト+静止画で指示できる

どうしてこんなに的確に生成されるのかというと、その秘密は、テキストの指示(プロンプト)だけじゃなく、イメージ画もアップできるところにあります。

画像はカメラで撮ってもいいし、AIでイメージ通りのものを生成して使ってもOK。

使い方はシンプルそのものです。

1. Runwayに利用登録して

2. ダッシュボードを開いて「Text/Image to Video」を押して画像をアップロード

あとはプロンプトで指示を英語で入力するか、入力せずにそのまま「Generate(生成)」をクリックすれば映像化完了です。

無料プランは少し時間がかかりますが、有料プランに切り替えれば高速生成も可能。気に入る映像ができるまで、生成は何度でもやり直せます。

以下のチュートリアル動画の中盤には、富士山の墨絵をアップして「FPV the camera flies into the painted city(一人称視点[First Person View]のカメラで絵の街を飛ぶ)」とプロンプトを入力した場合の作例もあって、イマジネーションをくすぐりますね。

なんなら「リップシンキング」っていう有料サービスを使えば、AIで好みの人物を生成して、台詞を口パクで読ませたりもできます(そちらのやり方はココ)。

1か月前に公開されたプロモーションビデオには

これでこれからは、自分ひとりで映像プロダクション立ち上げて、自分ひとりで映画制作して、自分ひとりで観て、自分にアカデミー賞あげられるな。

というコメントがついています。冗談抜きにできそう。なんて時代だ…。

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