テスター向けに公開されたiOS 18、iPadOS 18、macOS 15(Sequoia)のデベロッパーベータ版で、Safariに「Distraction Control」という機能が追加されていることがわかりました。この機能は、ウェブサイトに表示されるCookie使用確認などのポップアップをユーザーが選んで削除できるものです。

Safari beta lets you selectively block distractions like pop-ups

https://www.engadget.com/mobile/smartphones/safari-can-block-distracting-ads-and-other-website-clutter-with-the-latest-ios-18-and-macos-betas-172041678.html



特定のウェブサイトにアクセスすると、記事の購読を促されたり、Cookieを使用することについて同意を求めたりするポップアップが表示されることがあります。今回デベロッパーベータ版を試したユーザーによると、Distraction Controlはこうしたポップアップを選択して削除できるとのことです。

設定方法は、Safariのメニューに追加された「Hide Distracting Items(気を散らすアイテムを隠す)」をタップしてページのどの部分を隠すかを選択するだけ。これだけで、同じウェブサイトへの次回以降の訪問時に指定した部分が表示されなくなるそうです。

最初にDistraction Controlをタップした際は「広告や、コンテンツが変更されたり更新されたりする可能性のある部分を永久に削除することはできない」との通知が出てくるとのことで、ウェブサイトのデザイン変更等によって再度設定する必要があることが示唆されています。

また、サイトのどの部分を非表示にするかを選択するのはユーザー自身であり、邪魔な部分を自動的に検出する機能等はありません。また、ユーザーに断りなく勝手に非表示にされることもないそうです。



今回公開されたパブリックベータ版では、WWDC 2024で予告されていた「デザインが一新されたリーダー」「企業の営業時間や電話番号などの要約を表示する機能」なども追加されているとのこと。

また、パブリックベータ版の公開に伴い、セコイア国立公園をフィーチャーしたmacOS向けの壁紙も登場しているとのことです。

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