1粒1粒がきれいな赤い宝石のように輝く 藍住町で赤い実のトウモロコシ「大和ルージュ」の収穫最盛期【徳島】
徳島県藍住町で赤いトウモロコシ「大和ルージュ」の収穫が今、最盛期を迎えています。
トウモロコシの品種の1つ「大和ルージュ」は一般的な黄色い実をしたトウモロコシと違い、赤い実をしているのが特徴です。
7月29日午前8時過ぎ、早くも気温30℃を超える暑さの中、藍住町の安崎慶太さんの15アールの畑では収穫作業に追われていました。
「大和ルージュ」が赤いのはアントシアニンが豊富に含まれているからで、糖度はスイートコーンよりもやや控えめ、ほんのりとした甘さとすっきりとした後味が特徴です。
収穫したものは県内外の飲食店に卸され、スイーツなどでも味わえるということです。
(大江実結記者)
「いい音しますね。収穫した『大和ルージュ』、特別にむかせてもらいます。すごい鮮やかな、きれいな色をしていますね。赤色に輝いています。1粒1粒がきれいな宝石みたいです」
(あんちゃんふぁーむ 安崎慶太さん)
「茹でてしまうと色は抜けてしまうので、簡単なのはチンしてもらうこと。蒸し焼きにしてバター醤油をかけたりしても美味しいですし、そのまま実をそいでサラダに散らしてもらったりとか。今主流のイエロー(黄色)に比べてガツンとした甘みはないんですけど、色が特徴なので、その色を楽しんでもらえたらと思います」
安崎さんの畑では約2000本の「大和ルージュ」が収穫される予見込みで、収穫は8月上旬まで続きます。