2024年上半期の自殺者は前年比16人増 県庁で自殺対策推進本部会【徳島】
2024年上半期、徳島県内で自殺したのは64人で、2023年より16人増えました。
こうした中、県庁で7月26日、自殺防止について話し合う会議が開かれました。
(村上耕司 副知事)
「ぜひ、SOSを求める声を見落とすことなく、しっかりと寄り添える体制を日頃から構築していただきたい。」
会議には村上耕司副知事や保健福祉部、県教育委員会、それに県警の担当者らが出席しました。
原因別では、健康問題が最も多く28人、次いで経済問題が去年から14人増え23人でした。
男女別では男性50人、女性14人、年代別では、50代17人、70代15人、80代10人と続きます。
会議では自殺者の増加を受け、9月の自殺予防週間を前倒して8月から相談窓口を拡充するとともに啓発活動を強化することを決めました。