特定医療費を受給する人に送る「受給者証」の更新案内文書 県のミスで通知内容が外から見える状態で送付【徳島】
5月27日、徳島県は特定医療費を受給する人に対し、「受給者証」の更新案内文書を通知内容が外から見える状態で送付するミスがあったと発表しました。
この「受給者証」は、厚生労働省が定める「難病」の患者に対して支払われる医療費を受け取るためのもので、年に1回、更新が必要です。
県は毎年、窓空き封筒で更新案内を送付していますが、2024年度は書式が変更されたため、窓部分から書類の通知内容が見える状態になっていたにも関わらず、気付かずに発送してしまったということです。
徳島保健所、美馬保健所、三好保健所の3か所で、あわせて5900通を発送しました。
24日夜に、封筒を見た人から指摘があり、ミスが発覚しました。
ただ、県では封筒を目にしたのは郵便局員だけであることから、個人情報漏洩の可能性は低いとしています。
県は対象者にお詫び文書を送付するとともに、システムの改修を行うということです。