https://i.ytimg.com/vi/EEoQAoEGLhw/maxresdefault.jpg

写真拡大

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるSF超大作『デューン』シリーズの前日譚ドラマ「デューン:プロフェシー(原題:Dune: Prophecy)」が2024年秋、米Maxにて配信開始となることがわかった。あわせて、初のティザー映像が公開されている。

本シリーズは、『デューン』原作者の息子であるブライアン・ハーバートが手がけた小説『Sisterhood of Dune』(2012)を基に、映画版の主人公ポール・アトレイデスの治世の1万年前を舞台とした物語。映画版にも登場する女性組織「ベネ・ゲセリット」の起源にフォーカスを当て、創設に携わったハルコンネン家の2人の姉妹が人類の未来を脅かす脅威と戦う姿が描かれる。

映像では姉妹のひとり、ヴァリヤがベネ・ゲセリットの成り立ちを語る。帝国の大家に仕えることになった女性たちは、「嘘から真実を選別する」任務を得ることに。「私たちは、権力を通じて影響のネットワークを作った」と語るヴァリヤだが、「力には、代償が伴うのです」と意味深な言葉も口にしている。

皇帝の“関白”的な役回りを果たすヴァリヤは、自身の行き過ぎた行為に対して、シスターの1人から「私たちの振る舞いは神のようだ。いずれ裁きを受けることになる」と忠告を受ける。ヴァリヤの思惑をポーカーフェイスの表情から読むことは難しいが、映像の最後には彼女が玉座に座る姿も。早くも不穏な展開を予感させる。

ヴァリヤ役には「チェルノブイリ」(2019)のエミリー・ワトソン、姉妹のトゥーラ役には「ザ・クラウン」(2016-2023)のオリヴィア・ウィリアムズが起用された。共演として、映像にも姿を見せている皇帝ジャヴィコ・コリノ役を『シャザム!』(2019)や『キングスマン』シリーズのマーク・ストロングが演じるほか、「ヴァイキング ~海の覇者たち~」(2013-2019)のトラヴィス・フィメル、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のインディラ・ヴァルマ、『プロジェクト:ユリシーズ』(2020)のサラ=ソフィー・ブースニーナ、「ザ・ツーリスト 俺は誰だ?」(2022-)のシャローム・ブリューヌ=フランクリンらが名を連ねている。

ショーランナーと製作総指揮を務めるのは、「FRINGE/フリンジ」(2008-2013)のアリソン・シャプカー。製作総指揮・共同脚本を務める「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」(2020)のダイアン・アデム=ジョンとともに企画を開発した。ほか製作総指揮には、映画版で脚本を務めたジョン・スペイツや原作者のブライアン・ハーバートも参加している。

第1話をはじめとする複数エピソードの監督を務めるのは、『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』(2016)のアンナ・フォースター。フォースターは製作総指揮を兼任する。

ドラマ「デューン:プロフェシー(原題:Dune: Prophecy)」は2024年秋、米Maxで配信開始予定。日本での配信情報も待たれる。

The post first appeared on .