MLBオールスターゲームに登場した大谷(写真:AP/アフロ)

 大谷翔平のトレードに関する憶測が、さらにヒートアップしている。7月13日(日本時間、以下同)に放送された米スポーツ専門局ESPNの番組『Get Up』でもこの話題が取り上げられ、移籍先としてもっとも可能性が高い球団は「ヤンキース」だと、専門家は強調した。

 大物ジャーナリストとして知られるバスター・オルニー氏は、番組で大谷の移籍先で可能性が高い球団はどこかと問われ、「まずはヤンキースです。ヤンキースヤンキースヤンキース!」と連呼。

 その理由として、「ゲリット・コール、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン。彼らは今まさにキャリアの全盛期にある選手です。つまり、今こそヤンキースにとっては勝つチャンスなんです。そこに大谷が加われば、ヤンキースは俄然強くなる」と説明。

 また、チーム本拠地も大谷に向いているという。「ヤンキースタジアムは左打者に有利な球場です。もし大谷をエンゼルスから獲得できるなら、ヤンキースは喜んで大金を払うと、私は確信しています」と断言した。

 32歳のコールは、現役屈指の剛速球右腕で、今季もすでに9勝。31歳のジャッジは、2022年に62本塁打でア・リーグの記録を更新している。33歳のスタントンはキャリア387本塁打のハードヒッターだ。

ヤンキースはオールスター戦の時点で49勝42敗。ア・リーグ東地区で4位。首位のレイズには8ゲームの差をつけられています。来季以降を考えても、コールやジャッジらがキャリアのピークである1〜2年以内に優勝を狙いたいというのが、チームとしての戦略でしょう。

 また、ヤンキースタジアムはライト側が狭く、左打者にとって極端に有利な球場としても知られています。ジャッジもスタントンも右打者なので、ここに左の大谷が加わることで、打線の大幅な強化が見込まれます。

 それに、ヤンキースと言えばメジャー屈指の “金満球団”。巨額契約必至といわれる大谷を獲得できる球団は資金面から限られますが、ヤンキースなら問題はないでしょう」(スポーツライター)

 これまでヤンキースのピンストライプに袖を通した日本人選手は、以下の7人。

・伊良部秀輝(1997〜1999)
・松井秀喜(2003〜2009)
・井川慶(2007〜2008)
・五十嵐亮太(2012)
・黒田博樹(2012〜2014)
・イチロー(2012〜2014)
・田中将大(2014〜2020)

 大谷翔平が8人めとなるのだろうか――。