羽田空港第2ターミナル C検査場付近にある全日本空輸(ANA)のANA SPECIAL ASSISTANCE カウンターにて、サウンドファン製スピーカー「ミライスピーカー・ホーム」のテスト運用が開始された。2023年度前半はテスト運用期間、年内には羽田空港第2ターミナル全体での運用を目指す。

羽田空港 ANA SPECIAL ASSISTANCE カウンターでの「ミライスピーカー・ホーム」テスト運用イメージ

「ミライスピーカー・ホーム」は、湾曲させた平板を振動版に採用し、高齢者などの“聞こえ”をよくする有線スピーカー。今回、介助など手伝いを必要とする利用者専用カウンター「ANA SPECIAL ASSISTANCE お手伝いが必要なお客様専用カウンター」にて、聞こえに関する特別なサポートが必要なユーザー向けに、テスト運用を開始した。

同カウンターでは、マイクと「ミライスピーカー・ホーム」を接続することで、案内係の音声をクリアに届ける拡声システムとして活用。これにより、スピーカーの位置などを動かさずともスタッフの声を利用者に届けることが可能になり、スムーズな対応につながるとしている。