【ファンキー通信】実際問題、着ぐるみの中身って・・・!?

写真拡大

 梅雨も明けて、そろそろ夏本番! 海やプールで泳いだり、花火やお祭りではしゃいだり、アクティヴに遊べるシーズンの到来だ。そんな楽しいことばかりの夏だが、1つだけ嫌なことがある。それは「大量に汗をかく」ことだ。

 気温30度を超える真夏日ともなれば、ちょっと歩いただけでも汗が噴き出す。「普通にしていてこんなに汗をかくのだから、着ぐるみの中に入っている人は、もっと大変なことになっているんだろうな〜」なんて思わない? 気にならない? ということで、真夏、着ぐるみの中はいったいどんな状態なのか、聞いてみた。

 「個人差はありますが、Tシャツが絞れてしまうぐらいの汗は普通にかきますね。とにかく汗がスゴいので、使用後には大量の乾燥剤を人形に詰めます。あとファブリーズは欠かせません」(マスクプレイを専門とする劇団飛行船の齋藤さん)

 劇団で使用している着ぐるみは使い回しというわけではなく、個人でしか使わないのでメンテナンスは全てその本人に任されるのだとか。人形の内部は小まめにクリーニングできるように、取り外し可能になっていたり、工夫がされているそうだ。

 使用している個人が責任をもってメンテナンスしていれば、過度に汚くなったり臭くなったり・・・ってことはないみたい。しかし・・・一切手入れされていない着ぐるみはどんな状態になっているのだろうか?

 「臭いですよ、特に顔の部分が。なんていうのかな〜、何日も歯を磨いていない状態で口臭が激しいときに腕とかを舐めて、そこのニオイを嗅いだときみたいな悪臭かな。しかもそれが誰のニオイだかわからないのが最悪なんですよ。着回しですから」(着ぐるみアルバイト経験者)

 食事中の方、申し訳ありません・・・。言われた通りに想像してみると、いや実際に試してみると、ハンパなく嫌な臭いだということがわかる。しかもアルバイトで使用しているような着ぐるみの場合、なまじ「誰の後に自分が着るのか」がわかってしまうのもつらいらしい。汗と体臭がものスゴい人の後に着ることになったりすると、「あいつの後は(特に)臭いから着たくねぇ・・・」と思っても逃れられないのだ。き、厳しい!(遠藤麻衣/verb)

■関連ポッドキャスト
萌え通信ポッドキャスト - 萌えテイスト
萌え通信ポッドキャスト - アナウンサーテイスト
ポッドキャストプレイヤー選択
livedoor 萌え通信